| それぞれのシネマ |
カンヌ映画祭60回記念に、世界中の有名監督が「映画」をテーマに3分間の超ショートムービーを製作 是非見たいけど、見れないだろうなぁ。と思っていたらなんとDVD化されてました。 そりゃあ、世界中の映画好き皆が見たがりますよね。
しかもこの作品集をシネフィルイマジカが放送してくれました。 ありがとう、シネフィルイマジカ! 今までほとんど見たこと無かったけど、今後はもっと注目します。
たったの3分間だし、テーマは決まっているのに、どれも個性が溢れてワクワク楽しめました。 特に自分のお気に入り監督の作品は、出来れば最後のクレジットを見る前に「当てたい」気持ちになってしまいます。 映像を見ながら、どの監督の作品か当てられたのは何本かありましたが ものすごく意外な人だったのもあります。 すぐに分ったのはチャン・イーモウ監督。 山、子供、食事、彼が好んで使う小物が次々出てきて、映像が温かくて、これは本当に分りやすかったです。 残念なのは、中国映画にも良く出てくる「屋外での映画上映会」の風景をチェン・カイコーも使っていた事。(あぁー、ダブってるよー)てねぇ、思っちゃいますよねぇ。内容は全然違うんだけどさ。
強烈な映像にビックリしたのは・・・・ やっぱりラース・フォン・トリアー監督!この人やっぱ尋常じゃないですね、エグイし胸が悪くなる、ある意味一番印象に残ってます。 映画の上映会でしつこく話しかける隣の男を、くぎ抜きハンマーで滅多打ちにして殺しちゃうんですよ。 グチャグチャになった脳味噌が飛び散って・・・気持ちワルー!! でも、かなりいい出来でした。大体、この企画に彼がホイホイと(かどうかは分らないけど)乗ってきたっていうのがなんだか笑える。
ロマン・ポランスキー監督の「エロティックな映画」も、普段のポランスキーからは想像出来ないお茶目な?展開で、3分という時間をとても有意義に使っていたし、遊び心が良かったです。普段の作品はちっともいいと思ったこと無いのに、意外だなって思いました。
デヴィット・クローネンバーグ監督は映画が消滅した未来?で最後の映画館のトイレの中で自殺する最後のユダヤ人という不思議な設定。これも意味不明ながらとても印象的です。
ウォルター・サルス監督は楽しいラップを聞かせてくれるし、クロード・ルルーシュ監督は両親への感謝をストレートに表していた。
最後を飾るのは、私の師匠、敬愛する偉大な映画人ケン・ローチ監督 彼らしい皮肉が入ったストーリーで、タイトルの「ハッピーエンド」も上手いね!
あれだけの豪華メンバーが一同に介し、ひとつのテーマで映画を撮るなんて もう私が生きている間にはないだろうから、素晴らしい記念になりました。 きっとね、「俺だってやりたかった!このメンバーに入りたかったのに」 なんて思ってる人も結構いたんじゃないかなあーなんて余計な事まで考えてしまいます。
残念ながら丁度キタノ監督の作品を見逃してしまいまして、 もう一度日曜に再放送があるので何とか次回は見たいと思ってます。
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