跳ね馬だって映画が好き
主にケーブルで流れる映画をだらだら見て感想を書いています。 決して評論や解説ではない、ただの『感想』・・読んでってくださる?
ウェディングバンケット
ウェディング・バンケットウェディング・バンケット
(2006/09/22)
ウィンストン・チャオ、ミッチェル・リヒテンシュタイン 他

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監督:アン・リー
出演:ウィンストン・チャオ、ミッチェル・リキテンシュタイン

ベルリン国際映画祭金熊賞(グランプリ)

結婚を巡るドタバタヒューマンドラマ
アメリカでゲイとしてパートナーと順調な暮らしをしていたウェイタンは
息子の秘密をしらない台湾の両親から来る結婚の催促に耐えかね
グリーンカードを求める中国人女性との形式的な偽装結婚を決断する。

これでひとまず問題解決かと思いきや
両親が渡米し、長期滞在すると言うし、
盛大な披露宴をやるはめになるし、
次第に当初の安易な計画に暗雲が立ち込めてくる。

「お祝い事はともかく盛大に思い切り見栄を張って」
「お祭り事はとことんドンチャン騒ぎ!」
という中国のお家柄を思い切り表現されており
ちょっぴり下品にも写る、いや、完璧に下品で呆れてしまうような
悪ふざけと悪ノリに苦笑しちゃいます。
ただ、それがアン・リー監督の故郷に対する暖かい視線のようにも
見えるのは私だけでは無いと思うのだけど、どうだろう。

いつまでもアパートに住み込んでしまった両親に
なんとかウソを突き通し事態を収めようとするものの
ウェイタンとサイモンの関係までギクシャクしてくるし
結婚の相手、ウェイウェイの気持ちも当初の割り切った感情のままではいられなくなる。

それぞれの思いがまっすぐで、両親は息子を思い
息子は両親を思い、恋人を思う。
そんな状況を受け入れようとするサイモンの苦しみや
ウェイウェイの立場も微妙で
人間関係の描き方が素晴らしいです。

ドタバタコメディっぽく進めながら、辿り着くのは暖かいヒューマンドラマ
一見地味な印象を受ける作品ですが
家族の愛について描かれた、なかなか見応えある作品でした。


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