| 人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊 |
監督:小沢茂弘 出演:鶴田浩二、松方弘樹、梅宮辰夫
ヒストリーチャンネルで戦争映画特集みたいなのをやってまして、海軍特集かな? 以前から見たいなー、と思っていたこれを拝見した次第です。
それにしてもすごいタイトル、、この時代「あゝ・・」を付けるのが流行っていたようで 「あゝ海軍」「あゝ同期の桜」とか他にもいろいろありますね。 なんにせよ、飛行機の特攻物は数多く撮られているものの、回天はエヅラ的に描きにくいのか、 やっぱ海の中だしあんまり取り上げられないのが残念です。
この映画、すごく良かったしかなりの量の水分を体から放出することになります。 変な言い方したけど、つまり泣けます。 鑑賞後鏡を見たらあんまりすごい顔になっていてびっくりするくらい泣いた。 ぼろりんこぼろりんこ涙がこぼれ落ち、タオルを握り締めてなんとか最後まで見た。 正確には適当な所で切り上げて出かけようと思っていたのに、 外出着に着替えマフラーを巻いたまま画面にクギヅケになってしまいました。
回天の考案者、大里大尉を鶴田浩二が演じてまして この人ねー、素晴らしいです。この存在感、秀逸です。 この時代いい役者は沢山輩出されていますが、鶴田浩二が発するオーラはなんというか 知的で凛として「誰よりも鶴田浩二でなければ」と思わせる特別感を持っています。 今の時代こんな役者いませんね。
内容は人間魚雷が武器として許可され、予科練や予備仕官達が訓練して初出撃するまでが描かれています。 出撃が決まってからラストへ向けてはかなりの危険地帯、どんだけ泣いてもかまわない環境(出来れば一人)で見ましょう。 隊員が一旦自宅へ里帰りするあたり、みなさん居住まい正しく両親に(心の中で)別れを告げるんだけど、ここが長い! 延々とフィルムが回って、長いけどいいの!いいんだよねー胸にグっときます。 はっきり出撃の事は話せなくとも、妻や両親はこれが別れだと察してさ・・・泣けよ!泣くんだよ! もーこのへんからティッシュじゃ間に合わない、タオル持ってきて!
旅館のおかみさんがマフラーを探し歩いたり、農家の娘に最後の別れを告げたり 出撃直前はなんでもかんでもグルリンパ!の怒涛のお別れセレモニーで 切なさマックス、涙マックス、浜辺で手を合わせるおかーさんと一緒に泣き崩れるしかありません。 やだー、これ打ちながら思い出してまた涙ボロボロ出てきてるよー画面がよく見えないよ。
大里大尉の遺骸を胸に「天皇陛下万歳!」と叫び突撃する松方弘樹 見てください。
切なさここに極まれり。
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