跳ね馬だって映画が好き
主にケーブルで流れる映画をだらだら見て感想を書いています。 決して評論や解説ではない、ただの『感想』・・読んでってくださる?
『白バラの祈り ゾフィー・ショル最期の日々』
白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々-白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々-
(2006/09/22)
ユリア・イェンチ、アレクサンダー・ヘルト 他

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監督:マルク・ローテムント
出演:ユリア・イェンテ、アレクサンダー・ヘルト

ベルリン国際映画祭監督賞、女優賞受賞

実在した反ナチ活動グループ”白バラ”の逮捕から処刑までを描いた作品
活動家といってもまだ若き学生であって、主役のゾフィーは21歳の女の子だ。
反体制活動に身を投じるには痛々しいほどの若さが観客の胸を打つ。

凛とした姿勢とまっすぐな瞳でゲシュタポに向かう彼女には
揺るがぬ信念と確固たる思いがある。
それは恵まれた環境で育ち、教育を受けたものならではの甘えた理想主義のようでもあり
体制に屈することなく自由を求める革命者のようでもある。

言論の自由を
信仰の自由を
戦争の終結とユダヤ人の殺戮を中止せよ

自由に発言できることがいかに幸せか、常日頃忘れている私でも
こうやって映画を見ることで気付く事が出来る。
自由がいかに貴重で大切なものか、ハッとさせられる。


限定された場所と数人の登場人物、逮捕から処刑までわずか数日間の物語で
非常にシンプルな作りとなっています。
同じ部屋で繰り返される会話が延々と続くため、
一歩間違えばお堅い退屈さだけが目立つ作品になりそうな所を
ユリア・イェンチが見事な演技力でグイグイ引っ張っていきます。

そう、まさに彼女の存在がこの作品の成否を握っている。
実在のモデルがどれほどの活動家だったのか知らないが、
本編中で語られる高潔な信念に誰もが心動かされることでしょう。
ちょっと・・・台詞が作り込みすぎかな?と思わないでもないけど
ゾフィーと取調官の繰り返される会話が、この映画の重要なポイントなので
その辺はまあ、力入っても仕方ないですよね。
翻訳の方も良い仕事されたんじゃないかな、なんて思ってしまいました。

邦題やポスター、タイトルのデザインなど全て納得な作品。


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