跳ね馬だって映画が好き
主にケーブルで流れる映画をだらだら見て感想を書いています。 決して評論や解説ではない、ただの『感想』・・読んでってくださる?
『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』
メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 スペシャル・エディション メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 スペシャル・エディション
トミー・リー・ジョーンズ、バリー・ペッパー 他 (2006/09/08)
アスミック
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監督:トミー・リー・ジョーンズ
出演:トミー・リー・ジョーンズ、バリー・ペッパー


なかなか良かった。
結構良かったんですよ、評判通り、予想通りの意外性で良かった。

勘違いで殺されてしまったメルキアデスとの生前の約束を守るため
故郷ヒメネスへ埋葬してやろうとするピート。
ちょっと風変わりなこの男の背景については謎が多く、
メルキアデスとの約束に固執し、罪を犯し国境警備隊に追われながらでも決行しようとするあのアツさがどこから来るのかはよく分らない。
ただ、メキシコからやってきた友人への深い友情と死者への哀悼の思いが常識を超えた行動を呼ぶ。

メルキアデスを殺してしまった国境警備隊員マイクを演じるのはバリー・ペッパー
一見好青年そうで、実はズルくて卑怯な小さな男。
突然ピートに拉致され、メルキアデスの遺体を運ぶ旅へ強制的に連れ出される。
この2人+遺体の風変わりなヒメネスへの旅がメインとなっているが
そこへいくまでに関わってくるテキサスの人々や
道中で出会うメキシコの人達がいいスパイスとなって話を引き締め
面白い人間模様を見せてくれる。

異国の地で殺された可哀相なメルキアデス、寂しい話のようなのに
どこか可笑しくシュールで惹き付けられるものがあります。
ピートが腐敗していく遺体を大事そうに扱い、親しく話しかけるシーンが何度もあるのだか
言葉にすると哀愁漂う感じだけど全然違う、
やっぱりそこでもなんだか可笑し悲しな雰囲気をかもし出しているのです。

珍道中の末辿り着いたヒメネスでのラストがものすごくいい仕上がりになっていて
そこまででも充分”いい作品だな”と思っていたのに
ラストを向かえ”トミーおじさん、さすがだな!!”と唸ってしまう
シャレているというか、かっこいいというか
あんな終わり方するなんてセンスいいのねー、と感心してしまいました。

味のある作品観たいなら、これいい候補だと思いますよ。

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