| 『ノイズ』 |
監督:ランド・ラヴィッチ 出演:シャーリーズ・セロン、ジョニー・デップ
ジョニー・デップが宇宙飛行士役ですって、似合わねえ!! それで奥様役はシャーリーズ・セロンですって、ますます似合わねえ、違和感MAX!
以前から思っていたのだが、S・セロンは妻役があまりピンとこない。 子供なんかいて家庭的な主婦役となるともっとピンとこない気がします。 ギリシャの彫刻を思わせる完璧な美しさがそうさせるのか、 石膏のように滑らかで輝く肌、世界中の女性が嫉妬するパーフェクトボディ。 同姓として羨ましさと同時に、たっぷりと惨めな気持ちにさせてくれます。
作品のレベルとしてはたいした事ないけど、 SFサスペンスなので、適当に楽しめる所はある。 言ってみればロビン・クックの『インベーション』に端を発する 地球外生命体が密かに人間の体に浸入するシリーズの仲間にいれていいと思います。
多いですね、この展開。 ドラマでも映画でもいろんなバージョンの話が考えられ、少しずつ違って、 どれもそれなりに楽しめます。 それにこれは地球侵略とは違うので、シリーズは同じでも番外編みたいな感じ。 あくまでイメージですから、本当にそんなシリーズは存在しません、年の為。
私は終わり方が気に入ってます。
←←ランキング参加中です、お気に召した方は応援クリックお願いします!
|

| 『ライフ・オブ・デビットゲイル』 |
監督:アラン・パーカー 出演:ケビン・スペイシー、ケイト・ウィンスレット、ローラ・リニー
これまた非常に問題のある、議論したくなる作品 やっぱりアラン・パーカー! 『俺は娯楽作品なんて作らねえ!正々堂々と社会問題と向き合うぜ!』 な気骨たっぷりの内容になっております。
テーマはどっぷりと重く、やるせなく、ラストに至っては脱力して発する言葉も無く 虚無感に包まれた自分を奮い起こすのにひと苦労な程でございます。
知人の女性をレイプ殺害した罪で死刑宣告を受けた男、デビット・ゲイル。 刑執行の前3日間、彼のインタビューをすることになったビッツィーは 話を聞くうち次第に疑問を抱き始める。
冤罪の可能性・・・
ゲイルは元大学教授で強力な死刑廃止活動家、 しかし生徒からの逆恨みでレイプ犯の汚名を着せられ、家庭も仕事も失い アルコール依存症に陥り惨めな毎日を送っていた。 そんな彼を信じ続け、熱い友情で支えてきたのが、同じ活動家のコンスタンス。 その女性が殺された。 証拠は全てゲイルが犯人だと示し、無能な弁護士によりついに死刑判決。
死刑廃止活動家が死刑になる。 これは何かの陰謀だから、真実を追究して欲しいと迫られるベッティー。 迷う彼女のもとに届けられたビデオテープにより、冤罪を確信した彼女は 刑の執行停止を求めて、真実を求めて、奔走する。 猶予は無い、3日間のインタビューが終われば4日目には執行される。
事件の思いがけない真相がラストに用意されていて愕然とします。 サスペンスと呼ぶには余りにも重厚なテーマであり 実行された行為に対し肯定的な意見は出来ないが、 現在の司法制度への問題提起としてはそれなりの見応えある作品です。 アメリカの法制度は日本と大分違うし、死刑制度の政治的問題もあるし たんに死刑制度は是か?非か?という問題だけではないと思います。
人が神の真似をする愚かさについてどう考えるのか 罪の償いとは結局の所何なのか 死刑は野蛮な行為で、更正の機会を奪う愚行か? 終身刑で自由を奪われたといえ、税金で食事や医療を保障された暮らしなんてさせていいのか? 死刑か?終身刑か?
ケイトがいい表情していた。もちろんケビンもね。
←←ランキング参加中です、お気に召した方は応援クリックお願いします!
|

| 『マッチスティック・メン』 |
監督:リドリー・スコット 出演:ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル
↑のメンバーに加え、製作総指揮はロバート・ゼメキス、脚本はテッド・グリフィンという豪華メンバー、 しかも内容は休日の午後リラックスして観るのに丁度いい面白さで お日様にあたりながらソファでごろごろするのに持って来い 
でもこの作品、今月CSの番組表を見るまで全く知らなかったんだけど 一体いつ公開されてたの?話題になりましたか? とはいえ、スコット監督もN・ケイジにも興味の無い私としては そんな彼らに楽しい時間をもらえてとてもラッキーな気分です。
病的な潔癖症の詐欺師を演じるニコラス・ケイジが上手い! 左目だけをヒクヒクウィンクしたり、変な声を出したり 実際あのような症状が出るのか分りませんが、あくまでコミカルにやってのける彼の役者ぶりにイタク感動。 彼が才能を発揮した作品と言うのは多分他に沢山あるんだろうけど シリアスなヒーロー物よりこんな役のほうが合ってるのでは? 私は好きだったな。
詐欺師が詐欺に合うという典型的な展開は かなり早い段階で想像出来るのだけど、それでも充分楽しめました。 突然14歳の娘に会っての困惑や、意外と息があっちゃってなついてくる娘がかわいくってデレデレになる所もかーわいい 留守電を何度もリピートしてる時のあの表情とか、笑える。
気楽な映画もいいもんですね。
←←ランキング参加中です、お気に召した方は応援クリックお願いします!
|

| 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』 |
監督:デヴィット・クローネンバーグ 出演:ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロー、エド・ハリス
あのラストは何? どうしてそこで終わる?
・・・いや、分る気はする。製作者の意図もちゃーんと掴めていると思う。 でもね、やだ。 あんな風に終わるなんていやなんだー!やだよ、やだよ。
『ロード・オブ・ザ・リング』でヴィゴ・モーテンセンに夢中になった後だったし カンヌに出てたしなんだか批評も良かったように記憶しているんだけど 残念ながら私にとって名作にはならなかった。
あくまで暴力を否定することが目的であり 暴力によって破壊される人体の様子などはこだわって撮られてるように思える。 だけどそれ以外に何があるんだろう? もう二度と修復出来ない家族がテーブルを囲んで、誰もが時を戻せないことを知っている。 固い空気、流れる挿入歌さえも耳障りな嫌悪感を呼ぶ。 そして静かにエンドロールへと進み、(一体どうしてこの映画をあんなに見たがっていたのか)と自分の決断を深く悔やむことになる。
前半は結構快調に飛ばしているし、今後の展開を期待させる雰囲気まんまんなのだけど 隠されたトムの過去を妻が知ったあたりから変な方向へ進み出す。
エンターテイメント性を重視しすぎているのも遠慮したいが ここまで無視されると困惑せずにはいられない。
トムが過去と決別したキッカケってなに? ギャングのボスなのにガードがたった4人て少なくない? 何故トムを殺すのにあんな回りくどい方法を取ったのか? すんなり自宅に戻ってきたが、家族の安全は大丈夫なのか? あの池にいったのはどういった心境で? 愛し合い、長年一緒に暮らした夫の真実を知ったからって、あの過剰反応はどうでしょうか?今まで積み上げてきた確かなものがそんな簡単に壊れるの?
様々な疑問とものすごーくイヤな気持ちを引きずりながらレビュってみました。
←←ランキング参加中です、お気に召した方は応援クリックお願いします!
|

| 『手紙』 |
監督:生野慈朗 出演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ
泣く、泣いちゃうよこれ〜 鑑賞後テーブルの上に残るティッシュの山、って感じです。
テーマは重いし泣かずにはいられないシーンに胸熱くなりますが、 ちょっと・・・わざとらしさにシラける場面もあり。 兄は強盗に入って家人ともみ合いの末、華道はさみを右わき腹に刺して死亡させる。 脾臓でも破裂したのか?あれだけでは死なないだろうから、放置して逃亡して出血多量になったのか? 冒頭からそのことが非常に気になり、納得いかなかったわけで (こういうことイチイチ考えるから素直に楽しめないんだよなー) と軽く反省したり、やっぱり気になってみたり。
加害者と家族の苦悩について描かれているものの、一方的になりすぎていて視点が狭い。 不自然なほどオーバーな感情表現(ありがちだけど)もどうしても気になる。 そんな中、沢尻エリカがピカリと光る演技をしていて 彼女の存在が作品の質をグッと上げているように感じました。 吹石一恵のヘタクソな演技を見てウンザリした後に登場されると 更に彼女の魅力が輝いて引き立ちます。 人間性はどうであれ、沢尻エリカって役者としてはいいと思うな。 問題があっても構わない、役者なんだから。常識を超えてる位で結構です。 「うちら家族は堂々と道の真ん中歩いていくんや、絶対逃げへん。」 と語るあの力強さ、彼女の強さに感動しちゃう。 応援したくなっちゃう。
←←ランキング参加中です、お気に召した方は応援クリックお願いします!
|

| 『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』 |
監督:トミー・リー・ジョーンズ 出演:トミー・リー・ジョーンズ、バリー・ペッパー
なかなか良かった。 結構良かったんですよ、評判通り、予想通りの意外性で良かった。
勘違いで殺されてしまったメルキアデスとの生前の約束を守るため 故郷ヒメネスへ埋葬してやろうとするピート。 ちょっと風変わりなこの男の背景については謎が多く、 メルキアデスとの約束に固執し、罪を犯し国境警備隊に追われながらでも決行しようとするあのアツさがどこから来るのかはよく分らない。 ただ、メキシコからやってきた友人への深い友情と死者への哀悼の思いが常識を超えた行動を呼ぶ。
メルキアデスを殺してしまった国境警備隊員マイクを演じるのはバリー・ペッパー 一見好青年そうで、実はズルくて卑怯な小さな男。 突然ピートに拉致され、メルキアデスの遺体を運ぶ旅へ強制的に連れ出される。 この2人+遺体の風変わりなヒメネスへの旅がメインとなっているが そこへいくまでに関わってくるテキサスの人々や 道中で出会うメキシコの人達がいいスパイスとなって話を引き締め 面白い人間模様を見せてくれる。
異国の地で殺された可哀相なメルキアデス、寂しい話のようなのに どこか可笑しくシュールで惹き付けられるものがあります。 ピートが腐敗していく遺体を大事そうに扱い、親しく話しかけるシーンが何度もあるのだか 言葉にすると哀愁漂う感じだけど全然違う、 やっぱりそこでもなんだか可笑し悲しな雰囲気をかもし出しているのです。
珍道中の末辿り着いたヒメネスでのラストがものすごくいい仕上がりになっていて そこまででも充分”いい作品だな”と思っていたのに ラストを向かえ”トミーおじさん、さすがだな!!”と唸ってしまう シャレているというか、かっこいいというか あんな終わり方するなんてセンスいいのねー、と感心してしまいました。
味のある作品観たいなら、これいい候補だと思いますよ。
←←ランキング参加中です、お気に召した方は応援クリックお願いします!
|

| 『ミュージック・オブ・ハート』 |
監督:ウェス・クレイブン 出演:メリル・ストリープ、アンジェラ・バセット、グロリア・エステファン
実話を元にしたちょっと地味で小ぶりなイメージの作品ですが、 大、大女優のメリル・ストリープ様が出演してらっしゃいます。
離婚に子供の反抗、自立する難しさや恋人とのすれ違い、 降りかかる困難に真正面からぶつかり、ヴァイオリン講師としての人生を力強く歩き出すロベルタ。 メリル自身、芯のある強い女性というイメージがあるので役にはピッタリです。
10年が過ぎ、地域で人気クラスとなり充実した日々を過ごすロベルタに突然降りかかった大問題。 予算カットでヴァイオリンクラスが閉鎖されることになってしまいます。 「絶対許せない!断固戦うわ!」と鼻息荒く対決姿勢を取るところが いかにもアメリカ!て感じで凄いと思うんですよ。 だって予算が無いのよ。 お金が無いの、誰もあなたにお給料払えないの。 そんな風に諦めるなんて考えもせず、継続するための活動を始めるロベルタと仲間達。 すごいなー、パワフルやなー、私には出来ない無いなー、とただただ関心するばかり。
しかもどんどん話が大きくなって資金集めのコンサートに プロ演奏家が出演することになったり、カーネギーホールを貸してもらえたり ハーレムの公立小学校のクラスを救うため、コレだけの人が手を差し伸べるなんて実話とは思えないものすごい展開になっていくんです。 やっぱアメリカだから、あの国の人柄がそうさせるのかなあ 小さい頃からボランティア活動に積極的だし ”皆で何かをやる”事にたいして日本人よりずっと積極的で物怖じしない民族だと思う。 細かい事はあとで考えていいんじゃない?っていういい意味でのざっくばらんな所もあったりして、ちょっと羨ましい。
←←ランキング参加中です、お気に召した方は応援クリックお願いします!
|

| 『リトルランナー』 |
監督:マイケル・マッゴーワン 出演:アダム・ブッチャー、キャンベル・スコット
母のため、奇跡を信じて懸命に走った少年と、彼を支える人々を描いたヒューマンドラマ。
父は戦死、母は重病で入院中、厳格なカトリックの私学に通うラルフは規則破りの問題児でクラスでも浮いている。 母が突然昏睡状態となり、「奇跡でも起きない限り目覚めない」と告げられたラルフは当然ショックを受けるのだけど、 「じゃあ奇跡とはどのようにして起こせるのか?」と考え出す。 カトリックだし1950年代だし、現代の私たちと”奇跡”に関しての捕らえ方はかなり違います。 マリア像から血の涙が流れたとか、洞窟に天使が下りてきたとか、そんな話を 本気で神の奇跡だと思っている人達です。
ともかく、奇跡を起こせばきっと母親は目覚めてくれる。と信じるラルフは 自分の出来る奇跡、「ボストンマラソンで優勝」という奇跡を達成するため走り出す。
周囲からバカにされ、呆れられながらも、黙々と練習に打ち込むラルフ。 次第に彼を見つめる目も温かくなっていきます。 数々の障害を乗り越え、ついにスタートラインに立ったラルフの結果は・・・。
それなりの見応え、それなりの満足感がありまあ良かったと思うが、 タイトルや主演が男の子なあたり、「リトルダンサー」を思い出してしまうので、アレと比べると少し落ちる。 邦題もその辺ちょっと意識してる感じだし、こういうのって「二匹目のドジョウを狙う」て言うんだよね?
唯一の友人が放送室に立てこもってマラソンの実況を全校放送しちゃうとこはグッきました。 気が弱くてダメダメ君は子だったのに、夢に賭ける友達のため思いがけない行動に出てビックリ、ていうか友情が熱いわ。
←←ランキング参加中です、お気に召した方は応援クリックお願いします!
|

| 『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』 |
監督:ニュルス・ミラー 出演:ショーン・ペン、ドン・チードル、ナオミ・ワッツ
改めてショーン・ペンの演技力に凍りつく本作。 決して派手さは無いものの、扱われているテーマは深く最後まで引き込まれてしまいました。 「ニクソン暗殺」という言葉がタイトルに入っていますが ギラギラした政治物やハードボイルドとは程遠く 社会に馴染めない孤独な男のもがき、苦しみ、葛藤が描かれています。
別居中の家族を取り戻したい一心で、事務機器販売の会社に就職し 生活力があることを妻にアピールするサム・ビック。 おどおどした態度で吃音がちに話す彼の姿は頼りなく 話している内容も重みの無い見せ掛けの言葉にしか聞こえない。 自分は正直に生きたいのに、営業の世界はただ正直者では成功できない。 なぜだ?自分は間違っていない。 正直に生きられないこの社会が悪いんだ。 社会を作っている政府が悪い。 ニクソンが悪い。 ・・・・・・。
全てに絶望し崩壊していく様を演じるショーン・ペン、本当に心から尊敬出来る素晴らしい役者です。 あまりに凄くて見ている私がどん底に落ちたような、悲しい暗い気持ちになってしまいます。 暗闇に引っ張られるイヤな感覚から逃れたくて、途中棄権したいのだけど、目をそらしてさっさとバラエティー番組でも見たいのだけど、出来ない。そんな事は無理だ。まだ目の前で彼が話している。まだ終わってない。 (助けて・・・) そんな心のつぶやきが聞こえそうなほど、この作品は私の心に苦い苦い感情を湧き上がらせ、一歩間違えば落ちていく精神の闇に向かい合わされた気持ちになったのです。
毎週別居中の家族へ会いに行き、迷惑がられ相手にされないビックに 飼い犬だけが懐かしそうに尻尾を振って甘えてくる。 扉を閉ざされ、寂しく犬に話しかける中年男の悲哀が目に痛い。
難をいえば、若くて美しい女性があんな年の離れた冴えない男と結婚し、3人も子供を持つほど長く生活をともにしたという設定は現実味が無い。
←←ランキング参加中です、お気に召した方は応援クリックお願いします!
|

| 『トーマス・クラウン・アフェアー』 |
監督:ジョン・マクティアナン 出演:ピアーズ・ブロスナン、レネ・ルッソ
冒頭でいきなりフェイ・ダナウェイが出てくるんですよ。 原作に出演していた彼女の登場に「お!」てなるところからスタート、しゃれとるのお。 リメイク元の「華麗なる賭け」は未見ですが、これだけで充分楽しめるお買い得な一品。
P・ブロスナンて一時代前のハンサムって印象だったけど、 ていうか今もそう思ってるけど、憎らしいくらいかっこよくて スマートで決まっていてダンディで素敵なんである。 (思いつくだけの誉め言葉並べてみました)
大富豪の実業家、裏の顔は趣味で美術品強盗ですよ、奥さん! その鮮やかな手口、スマートな仕事っぷり ジェームズ・ボンドが泥棒になったらこんな?てなかっこよさ! しかも趣味だからね、趣味で泥棒、スリルを買う。みたいな、ね。
対決するは美人でセクシーでキレ物の保険会社調査員 自分の腕だけが頼りの賞金稼ぎ、演じるは私の大好きなレネ・ルッソ。 知的で意思の固そうな目が素敵、カツラみたいなあの髪もいいわ。 それで、なんといってもレネが着こなすお高そうでゴージャスなお洋服がすてっき〜、あはぁ〜ん、羨ましい〜
一般人には思いも付かない大富豪の生活ぶりは それだけでも鑑賞しがいのある豪華さで、 デートったって「映画行こう」とか「ドライブしようよ」なんてのじゃあない! ともかくすごいの、大富豪だから。 それに素敵な男に必須である「先読み」が見事にハマっていてサイコー
いいな、いいなあ、羨ましいなあ。とヨダレを垂らすしかないのです。
キレ物通しのテンポ良い会話と、追いつ追われつのゲーム感覚が心地よく 見ていてワクワク心も躍る、映画ならではの楽しみが出来ていると思う。
入りがすごくかっこよかったのでね、2人の最後はなんていうかちょっと 普通過ぎる気がしますが、それまで充分楽しんだからいいです。 全く期待してなかったのに、楽しく見れて満足じゃ。
←←ランキング参加中です、お気に召した方は応援クリックお願いします!
|

| 『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』 |
監督:ジャスティン・リン 出演:ルーカス・ブラック
見ていると無性に腹立たしくなって、ひとりテレビに向かって文句をブツブツ言っていた作品であります。 やっぱダメです。 日本が舞台になった映画なんて見るもんじゃない!
だって日本人役でも日本人じゃないなら日本語ちょー変だし聞き取りにくいし アメリカ人ならかまわないだろうけど、日本で見るのはかなり苦しい。 日本語の台詞にも字幕が必要です。 それにあのわざとらしいクサイ演技、素人劇団? 何がしたいの? わざわざ日本の町並みをセットでどどーんと作っちゃうくらい 気合入れて何したかったわけ?
あ、ドリフトか、そうよね。 ドリフトシーンは・・・まあ、その、良かったよ。 それだけならね、車はかっこいいしいいんじゃない? でもドリフト楽しむだけならラリーみればいんだもん。 妙に口角を斜めに上げてニヤリとする漫画みたいなキャラは必要ない。
また続編を作るよういわれたけど、もういいアイデアが浮かばないし そんじゃドリフト使ってみようかな、と思いつき アメリカでは無理だから日本までいっちゃえ! なんて思いつきでやってみたものの、1作目とは大分離れてしまい ワイルド・スピードの名前を使ったのが間違いだったような どうもしっくりこない作品で終わってしまいました。
もう日本を舞台にした外国映画はみないぞ、 と固く誓った私(これまでも何度もそう思ってきたのに・・)
←←ランキング参加中です、お気に召した方は応援クリックお願いします!
|

| 『ヴェニスの商人』 |
監督:マイケル・ラドフォード 出演:アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジョセフ・ファインズ
シェイクスピアが偉大な劇作家で、「ヴェニスの商人」は代表作のひとつだって事位私も知っている。 昔シェイクスピア全集だって読んだ。 でもどれひとつとして面白くなく、 特にこの「ヴェニスの商人」に至っては何の話かさっぱり分らなかったのを覚えている。
そしてこの映画、やっぱりさっぱり分らなかったのです。
これって喜劇?シャイロックが裁判でぎゃふーんと言わされて 笑って終わるように出来ているのだろうけど、 そんな簡単に笑えないのです。 ユダヤ人に対する差別、彼らは異教徒でよそ者で邪魔な人達 っていう偏見に満ち溢れた時代の作品ですから 今とは時代背景があまりにも違うし、そこを笑いで終わろうなんて出来ない。
シャイロックの人物像が強烈で、どちらかというと彼に肩入れしたくなる流れなのに、 何故かコテンパンに痛めつけられる惨めな役回りなのです。 シャイロックがかわいそうじゃない? 仕事の自由を奪われ、住むところも制限され、 そんな中で蓄えた金で高利貸しをしてもそんな悪くないでしょ? 散々差別され虐げられてきたんだから 必死に抵抗する社会的弱者をよってたかっていじめてるみたいです。
途中いろんな見せ場があるのだけど、 最後の理解出来ない結末に全てはふっとび、どうでもよくなる。 アル・パチーノはよかったですよ、特に裁判のところとか 良すぎてさらに笑えないんですねー。
←←ランキング参加中です、お気に召した方は応援クリックお願いします!
|
|
|
|