| 『キャラバン』 |
監督:エリック・ヴァリ 出演:ツェリン・ロンドゥップ、カルマ・ワンギャル
ヒマラヤが舞台になった映画に弱い。 DNAの中に刻み込まれた祖先の血が騒ぐような、懐かしいさや息苦しさ、生の原点を見るような生々しさを感じる。 あの自然の凄さをどんな言葉で表せばいいのか、語る術をもたない自分がもどかしく 恐れをなすほどの映像にただ息をのむばかりであります。
出演者はほとんど地元の村人達、まるでドキュメンタリーのようにしずしずと映像は進みます。 厳しい環境で暮らす村人の収入源は山で採れる岩塩、 これをヤクの背にのせ町へ行き、必要なものを手に入れる。 町に行くって聞いたらやっぱ日帰りとかせいぜい一泊くらいだと思うでしょ? 違うの。何日もかけてヤク達と野宿しながら、険しい道無き道を行く命がけの旅、それがキャラバン。 村人の生活と、命の糧「塩」、生活を支えるヤク、そしてキャラバン隊の仲間、全てがのしかかるキャラバン隊の隊長は重責であり知恵とリーダーシップが求められる。
将来を期待されていた若者の死によって、新しいリーダーが必要となったが 村では勢力が二分し長老派と若手で対立が起きてしまう。 互いに譲らぬまま二手に別れて始まるキャラバンの旅。
新しい風を起こす若者達と、伝統を守ろうとする古い長老達との確執は いろんな世界で起こる事であり、近代化から遠く離れたこの岩肌に住む民族にも時代の波が押し寄せる。結局は互いに敬意をもって認め合わなければ目標を達成出来ないという結末もまた同じである。
キャラバンの旅が大変見応えありまして、ぜひ大きなスクリーンで見て欲しいです。 長老が長年一緒にやってきたヤクに対して愛情とも尊敬とも取れる態度で語りかけるのが印象的でした。 ”ヤクと共に生きる”という言葉がぴったりな人達、映画撮影の後はまた普通の生活に戻ったそうですが、未見の文化に触れた村はその後どうなったのか知りたい気持ちにもなります。
作られた演技ではなく、まさに自分達の毎日を演じたその姿は 骨太で生命力に溢れ、眩しいばかりです。
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| 『グッバイモロッコ』 |
グッバイ・モロッコ / ケイト・ウィンスレット、サイード・タグマウイ 他
監督:キリーズ・マッキノン 出演:ケイト・ウィンスレット
これも好きな映画ですよ。 もともとケイト・ウィンスレットが好きだから見たんだけど、いかにも彼女が選びそうな脚本、確か「タイタニック」で大騒ぎになった後がこの作品だったと思います。
シングルマザーの自分探しの旅がテーマです。
日本じゃあ「自分探しなんてしてる場合か!子供のために稼がにゃあ!!」 て感じでとてもそんな余裕なさそうですが、 (一概には言えませんが、私の友達とかそんな感じよ) イスラム神秘主義に憧れて子供連れてモロッコ来ちゃうの、 子供達だって結構いいお年、学校行かなくていいのかよ? なんて疑問や生活費どうなってんの?という疑問が沸いてきます。
案の定、子供達の父親から生活費が送られず困窮するんだけど 私だったら滞在中の費用を持って、確保して旅に行くと思うの。 でも自由人はそんな事しません。 型にはまった人生なんて・・・ハイ、つまんないですよね。
現地でビラルという男性と知り合い、彼の実家へ旅したり 途中でケンカしたりするんだけど 彼女はそれまでの経緯につかれて(もう帰ろっかな・・)て思うんです。
なんとなくイギリスを逃げ出してモロッコまで来たけど 何を掴むでもなく、人生を変える物に出逢うでもなく 何となく潮時になって帰国を迫られるジュリア。
最後ケンカしていたビラルが帰国費用を作ってくれるんだけど それで何、ってわけでもない。 彼女にとってこのモロッコ行きがどんな意味を持つのか これからの人生に大きく影響をあたえる何かだったのか あんまりよくわからない終わり方です。 子供達がどう思ってこの母親と暮らしているのかもよく分かりません。
でもさー、なんか好きなの。 何も偉大な事なんてしてなくていい。 また一から生きていこうよ。 そんな気持ちになる。
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| 『ホテルルワンダ』 |
監督:テリー・ジョージ 出演:ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ニック・ノルティ
「日本公開の予定はありません」と聞いたときの私の落胆は非常に大きく、 「なんでだーー!!」と憤り嘆いたものでしたが その後のネット署名運動のおかげで日本でも公開が決まり本当に嬉しかったです。 個人の運動が実を結ぶって素晴らしいですねえ。
この作品の意義は「知らせる」ことにあるんだと思うんです。 こんな事あったんだよ、助けを求める彼らから目を背けないで あの国で何が起きたのか、とてもわかりやすく説明されているので 事前知識がなくとも、それまで全くルワンダについて知らなくても スムーズに話に入り込んで観られるようになっています。
主人公のポールは特別な地位にあるわけじゃない。 普通の一般人、たまたま一流ホテルの支配人でたまたま妻がフツ族で 家族を守りたいという気持ちが彼に行動を起こさせる。 そして逃げてくる人達を拒めないやさしさがあった。
内戦の原因はいろんな要素がからんでいるけど、なにがとっかかりだったのかっていえばやっぱベルギーとドイツなんじゃないの? アフリカの内戦って結局ヨーロッパが裏で絡んでること多いですよね。 ツチ族はすごく残酷非道な人達に見えるけど 彼らだって平穏に暮らせていれば暴力をふるったりしない。 長年に渡ってフツ族から支配され、屈辱に耐えてきた人達だから そういう社会の仕組みを植民地時代にがっちり作られたから 憎悪が増すことがあっても、減らすのは難しいです。 選んだ手段は完璧間違ってるけどね・・
ちょっと違うけどドラマ「ER」でカーターとコバッチュが医療支援に行くのがお隣の国コンゴ。鉱物資源に恵まれ、それゆえ利権がらみの内戦でここも多数の国民が犠牲になっています。コンゴが舞台になる回は毎回シンドくて辛いんですよー胸痛みます。
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ここ
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| 『28日後・・・』 |
監督:ダニー・ボイル 出演:キリアン・マーフィー、ナオミ・ハリス、ブレンダン・グリーソン
ゾンビ物ですよ。 正確にはゾンビじゃなくてウィルスに感染して凶暴になった人が沢山でてきますが、どうみてもゾンビに見える。 映画の入り方がいいんじゃないかと思いますわ。 事故にあって入院していた主人公が目を覚ましたときには、ウィルスが蔓延していてロンドンの街はガラリーン。 普通感染していく経路を詳細に移していくもんだけど、そんな野暮な事はしないのさ、だって俺様ダニー・ボイル様だもの。 かっこいーよね
??あ?何?どうなってんの?ととまどう主人公が準備する間もなく ゾンビ(本当は違うけどこう呼ばせて)がどりゃあーーーと出てきて 逃げろ!戦え!生き延びろ! 仲間も見つかってサバイバルスタートです!
四方八方敵だらけのなか、知恵と勇気と運を頼りに望みをもって向かう先はマンチェスター。 マンチェスターといえばサッカーしか思い出さないが、ともかくそこに行けば助かるかもしれないってことで向かうんだけど その道中がいかにもイギリスっぽくていーのだ。 緑美しい牧歌的風景の中走る車一台。 無人のスーパーで買い込んだ(?)食料を積み込んで、なんとものどかな感じ。
遂に軍と合流してひと安心と思ったら、ここで意外な展開になりまして 私としてはちょっと・・・納得いかないっつーか、もっと別の話にしてほしかったなあ。
山奥の小屋でむかえるラストシーンも、あれでもいいけどもっと ギュっと締めて欲しかった。ゆる〜く終わってしまったのが残念です。
そして続編が準備中?いつ公開なのか知らんけど 今度はロバート・カーライルが出てるんですわ〜好きですわ〜 キリアン・マーフィーはもう出ないんですか? いまいち続編に関して情報わからず迷走中な私。
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| 『パーフェクトストーム』 |
監督:ウォルフガング・ペーターゼン 出演:ジョージ・クルーニー、マーク・ウォルバーグ、ジョン・C・ライリー
前日に続き、ペーターゼン監督の海洋パニック? 実話に基づいている、という売りだけど嵐にあって帰港してないんだから かなり想像で作ってるんですよね。 実話を売りにするなら(かなりしてた)もっとリアリティあるものでないと ”これが実話?!”と拍子抜けしてしまう。
確かにCGはすごくて迫力もあったけど 見終わった後特になにも残らないというか、もう最近は見たことさえ忘れていました。
ということで一生懸命思い出してみます。 変わり者の船長が仲間の忠告を聞かず漁に出航し、嵐にあって巨大な波に真っ向から立ち向かう状態に。 夜だから嵐の様子はよく見えないし、デッキのシーンは何が何だかさっぱり。 いろんな角度から嵐をとらえていたので”嵐の凄さ”はなんとか伝わります。
船だけじゃなく、港の様子や遭難したヨットの救助なども平行して進んでいくのだけど メインの嵐に突っ込む船の中はパニック続きで叫びまくりで 画面と一緒にドキドキする、というより 段々シラケて”早くカタつかないかな”と思ってしまうほど。 嵐のシーンも次第に見飽きてきます。
ストーリーに特に意味はないようで、CGの迫力が楽しめればそれでいいんじゃないかと・・。
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| 『ポセイドン』 |
監督:ウォルフガング・ペーターセン 出演:カート・ラッセル、エミリー・ロッサム、ジョシュ・ルーカス
豪華客船が大波に襲われ転覆する海洋パニックムービーのリメイク。 きましたよ、私の嫌いなコワイ物系です。 コワイ、でも見ると結構面白い、だけど見ながら胃がキューってなる 見たいような見たくないようなパニックムービー
しかも船の転覆ね、ヤなんだよなー、大体自分が船に乗りたくない、フェリーも勘弁だってのに。 映画だって潜水艦モノ、深海モノ、沈没、遭難、嵐・・海が舞台になると大抵困難に立ち向かう話になってしまう。見てるこっちはハラハラしっぱなしで心臓が一回り小さくなっちゃうでしょ?
今回のお話は大波で船がひっくり返るまでが早い、その後の登場人物が少ないので前振りすっごく短く、さっさと沈没させちゃえ、みたいな感じ、あっという間に「もう誰も助からない」状況になってしまいます。 そんな中、唯一の脱出口プロペラ管を目指して浸水していく船の中を進む8人。 炎に包まれ、水に飲まれ、途中何度も仲間を無くしそうになりながら それぞれの働きで船外へ出るため必死です。 このメインキャラ達の脱出に焦点を絞っているため、その他大勢の乗客達については、もすっごくあっさり。軽くジャブ程度で終わらせてともかく脱出!水との戦い!極限状態!! で、やっぱり私の心臓はキューんと縮み上がって 水の中で息を止めている映像が続くとさらに肺もギュっと捕まれたようで もうフラフラ・・・
ラスト、回転するプロペラ管に吸い込まれそうになるシーンはもう見れません。限界です
まあそれなりに楽しめたワケですが、パニックの怖さで言うと中くらい。 今まで見た中では「バーティカルリミット」がかなり上でした。 あの映画本当にヤバかった、「もーダメー!ダメー!」て叫んでたもんね。 子供の頃見た「タワーリングインフェルノ」もかなり衝撃的だったなあ。
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| 『ファンタスティック・フォー』 |
監督:ティム・ストーリー 出演:ジェシカ・アルバ、マイケル・チクリス
宇宙嵐にあって遺伝子が変化し、超能力を持つことになった4人が それぞれの能力を発揮して悪者と戦うヒーロー物。
いつでもヒーローになるにはなんらかの影響で超人的なパワーを身につけなければならない。 エイリアンの遺伝子を持っていた、とかスーパースーツを手に入れたとか どの話もあれこれ苦心して考えているんだけど、これもやっぱり 『ぷっ 』と笑えてしまう展開。もういいの、どうでもいいよ何が原因でも
善と悪がはっきり別れていて、単純明快なストーリー 普通の人間が突然超能力を手に入れたとまどいや興奮も織り交ぜつつ 何故か・・アメコミ嫌いの私でもすんなり受け入れられる雰囲気があって結構楽しく見ることができました。 もちろん”すごくいい”ってわけじゃないんですよ。 あくまで”わるくない”程度です。
ジェシカ・アルバがもんすんごーいキュートでラブリー  あの鍛えたセクシーな体にかわいいお顔が乗ってまして 今回は性格もちょっとかわいめ、彼女を見るだけでもかなり満足。 透明人間になって「服が見えてるよ」と言われてジャケット、シャツと脱いでいくと突然元通りになって下着姿のジェシカちゃん登場、というお約束のサービスシーンもありまして、ぐはあ〜 たまらんのです。
大っすきなドラマ『サ・シールド』で主演を張ってるマイケル・チクリスも出演し 岩男?になって世間から化け物あつかいされる悲哀を演じています。 『サ・シールド』かなりおすすめ、ヤバすぎる危ない刑事役でとっても面白い! ネットでも第一シーズン放送中。
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ラグビーW杯、グルジアがアイルランドに大奮闘して熱くなったわ!今回下位チームが上位チームに善戦することが多く、見応えバッチリ。やっぱりワールドカップって違うナー、見応えあるなー。
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| 『ワンダーランド駅で』 |
監督:ブラッド・アンダーソン 出演:ホープ・デイヴィス、アラン・ゲルファン
ハリウッドで作られたとは思えないヨーロッパ的雰囲気をかもし出す作品 ワンダーランド駅行きの電車を利用する男女が 出会いそうで出会わず、すれ違いを繰り返していく様を ボサノヴァに乗せおフランスチックに楽しませてくれるのだ。
好きな人にはバッチリ的を得たたまんない作品でしょうが そーじゃない人にはじぇんじぇん面白くないつまんない内容で 感想はキッパリ分かれるはず。 私は・・・見なくてもよかった。
私の心のどんなちいさな隙間も埋めてくれず 少しも心を温めてもらえず 「ふーん・・・」てなってしまいましただ。 はっきり言ってつまんなかっただ!
アランがちっとも素敵な男に見えなかったです。 ”広告で恋人探し”って理解出来ません。
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ラグビーW杯はイングランドが南アフリカに完封負けでびっくらこきました。南アすごいね、ディフェンス固い。
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| 『宇宙戦争』 |
盛り上がってますね!ラグビーW杯! (オセアニアやヨーロッパの国ではね・・ ) 4年に一度の楽しみといえば、
夏のオリンピック 冬のオリンピック サッカーワールドカップ ラグビーワールドカップ
ま、こんなもんでしょうか?唯一ラグビーだけがどうも日本国民の支持を得ていないような気がするんだけど 私にとってはサッカーと同じテンションで見てます。 コーフンしてます!\(>□<)
しかもテレビ買い換えたらwowwow無料視聴付いてたもんでモチロン申込まして ヨダレを垂らしてテニスのUSオープンなんて見てしまい、こないだはF1イタリアGPもチラ見しつつラグビーを堪能する日々です。 そういえばUEFA欧州選手権までやってるからね、予選とか、見ちゃったよ。
そんな感じで(今映画見る時間ないの!)な私なんだけど せっかくタダでwowwow見れるんだし映画も見ちゃえ、と思って こちら、まーーーったく興味のない『宇宙戦争』を鑑賞しました。 (ホント、自分でも悲しくなる貧乏性)
 | 宇宙戦争 トム・クルーズ、ダコタ・ファニング 他 (2006/07/07) パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン この商品の詳細を見る |
えー、こちら原作読んだことありませんが終わり方同じなんでしょうか? あのエイリアンを倒したのは・・・え?そんなオチ? そんな唐突に撃退して終わっちゃうの? という感じであっけにとられてしまいました。公開の時知り合いに 「宇宙戦争観たいんだけど面白いかな?」て聞かれて 「え?面白くないと思う!」とキッパリ言ってしまったので ちょっと気にしていたが、あの時私のアドバイスは間違っていなかった事が分かりました。
そりゃあお金はかけてるから映像は豪華で迫力はありますし 出演者もお金かけてるから豪華なんですが あんな話じゃあ、ねー。
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| 『スウィングガールズ』 |
監督:矢口史靖 出演:上野樹里
(だから期待するなって言ったろ?)
私の心の中でもう一人の自分がつぶやいた。 期待して裏切られるのは辛い。 でもさ、「ウォーターボーイズ」を楽しめたんだからコレだってきっと同じくらい、いやもっとイイ出来かも?なんて思っても不思議じゃないでしょ。 しかもジャズだってー、音楽モノってそれだけで楽しいから きっと体うずうずで満足できんじゃないの? とかまたもや先走ってアレコレ詮索しながら見てしまったんです。
そんで期待するような体うずうずスウィング気分になれたか?
答え:NO
・・・・・・どよーーーーーーーーん  
もっとすっごいの聴かせてくれると思ったんですー 所さんの吹奏楽部番組の方がずっと感動しますー あ、そうだ、あれをイメージしてたからいけなかったんだわ。 だってあの番組はリアル高校生、リアル青春 作られた脚本にはない人生ドラマが詰まっている。
泣いちゃうんだよねーうんうん。 もう今は・・やってないよね?どうなの?
だから私、「フラガール」も見ない方がいいだろうと思って手を付けてません。
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| 『ボウリング・フォー・コロンバイン』 |
ボウリング・フォー・コロンバイン / マイケル・ムーア、チャールトン・ヘストン 他
監督:出演:マイケル・ムーア
実はマイケル・ムーアの作品を見たのは初めて、どんなに賞賛されてもちっとも興味が沸かなかったからだ。 彼のインチキ臭そうな外見と、作品のCMを見てるとこんなに見応えのあるすごいのだって分からなかった。 ていうか、何時間もあの顔をみるのがイヤだなーキモチワル〜とか思ってたの、本当にごめんなさい 
途中アニメで「アメリカの歴史」をやるんだけどこれがナカナカ素晴らしかったです。 どうして銃社会になってしまったのか、 なんと清教徒達が迫害を受けた所から怒濤のごとく説明し (すごーい、おもしろい!)て夢中な私。 とってもよく出来ていました。
最初から最後まで見応えたっぷり、飽きなしダレなしそんで難しさもないっていうのがすごい。 これなら普段ドミュメンタリーや社会問題を取り扱った作品に興味ない人でもOKでは? なんて感じましたね、それに予想してたほど押しつけがましい主張もナシ。
気に入ったよ、ムーア監督 (何を今さら!とは言わないで・・)
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| 『サルバドル−遙かなる日々−』 |
監督:オリバー・ストーン 出演:ジェームズ・ウッズ、ジョン・サヴェージ
フォトジャーナリストを通して描かれるエルサルバドル内戦 社会派監督オリバー・ストーンらしい作品でかなり見応えあり。
フォトジャーナリストのボイルはいくつもの戦場を渡り歩いてきたが 今は家賃も払えず家族にも見放されただらしない男。 ちょっと金を稼ごうと内戦中のエルサルバドルへ行くのだが 激しい内戦の中、親しい仲間が次々と犠牲になり 戦火をくぐり抜けながらカメラを構えているうちに、 忘れていたジャーナリストとしての気持ちがよみがえる。
こうゆう映画を観ると本当にやりきれないのだ。 内戦はもう終わってるしこの映画だってずっと昔の作品なんだけど 内戦を見るのは2国間の戦争を見るより辛い。 もちろん戦争は何を見たって辛いけど、やりきれなさの度合いがぐっと高まる。
それで大体のところいつも内戦の背景には民族問題や宗教がからんでるんだけど 必ず(アメリカとか)先進国が片方に資金を出したり武器を供給したり、なんと軍隊まで出して他国の内戦に介入する。 それも全て自分達の利益を守るために、自国の都合を優先するためにだ。 貧しい国に大量の資金や武器を投入させて、戦闘規模を拡大させ死者を増やす。 自国の利益しか考えていないくせに、いかにも聖人ぶったような態度で非難声明を出すアメリカ。嫌いだ。正義をふりかざし、引き金を引く国。そんな国の影に隠れて守ってもらう私達、やだなー、なんか嫌になっちゃうよ。
またも本筋から脱線しまくってますが、 こうやってぐずぐず言いたくなるのは映画が良かった証拠ですから、ご勘弁を。 ジェームズ・ウッズの演技が素晴らしいです。 毎度のことながら、強烈な印象を残し存在感抜群。 この作品でも主人公の心の変化や苦しみがリアルに伝わる名演技で、ボイルの人物像も分かりやすい。 いいよねー、好きなのよジェームズ・ウッズ。 若いときもいいし、年を取った現在もまた渋くていいね。 何度も言うけど存在感がバツグンなんだもーん、もーバツグンよ。いい役者なのよ。 彼のジャーナリスト魂を呼び覚ますカメラマン仲間のジョンを演じるのはジョン・サヴェージ、キャパに心酔して彼の話をするシーンがとても印象的でした。
最後に恋人とアメリカへ逃げるものの、結局不法入国で彼女は送還される。という救いのない終わり方が、更に虚しいわけですよ。 そんなに都合よくヒーローみたいには終われないのです。 実話がベースだしね・・・
「遙かなる日々」て副題いりません。
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| 『ロード・オブ・ウォー』 |
監督:アンドリュー・ニコル 出演:ニコラス・ケイジ、イーサン・ホーク、ジャレッド・レト
実在の武器商人達に取材して書かれた本作は いかにもアンドリュー・ニコル風な演出がなされており
明確なメッセージを送ったり 高らかに反戦を謳ったり
といった部分は見えない。
彼はいつもハッキリ答えを用意せず、いや、自分の中では出来ているのだろうけど観客には分からないように奥の奥に仕舞い込んで、一体どれくらいの人が自分の意図を理解してくれているのか、奥に隠された答えを見つけられるのか、物陰からそーっとのぞき見してるのだ。
この映画を観て 「国連の常任理事国が武器販売をしてるなんて!?」 と今さら驚いてるような人は逆に見てもあまり意味無いんじゃないかな。 そんなの常識でしょ? 核保有国を今以上増やさないようにって騒いでる国こそ 自国には核を持っている。 日本は戦争を放棄している平和国家だ、と叫んでも 世界最強の軍隊アメリカに武器を持たせて国土防衛をさせている。
わかってる。 そんなの分かってる。 武器商人が消えれば解決って問題じゃないし アメリカが悪いってわけでもない。
まあ、とりあえず・・・見応えはあります。 シエラレオネで弟のヴィタリーが死ぬのは止めて欲しかった。 誘った時点で死ぬのは目に見えてたし、お決まりパターンの使い古された手法でつまらない。 というより(こんなシーン入れちゃってこれまでの内容が台無しだ!) と大いに私を憤慨させたのであります。
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| 『ラブアクチュアリー』 |
監督:リチャード・カーティス 出演:ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、ローラ・リニー、エマ・トンプソン、コリン・ファース、アラン・リックマン
クリスマスを目前にした街で、小さな幸せや愛を求める人達を描いた群像劇 出演者が多く、いくつものストーリーが交差して進んでいくが ごちゃごちゃせず非常に見やすいし上手に作ってあると思う。
沢山いるメインキャラがほとんど知っている俳優で (私ってこんなにイギリス映画見てたっけ?) とびっくりするくらいの豪華メンバー、お金かかっただろうなあ。 これだけの俳優を揃えるあたり、さすがリチャード・カーティス。 イギリスを代表する恋愛映画監督です。
いくつものストーリーの中からきっと共感出来るキャラクターが見つかりそう 私はローラ・リニーが好きなので、彼女の恋に対する不器用さや 施設にいる弟への愛情表現がステキだった。
コリン・ファースもよかった! いい、この人いいよねー 知的なんだけど普通で、ジョーク言っても嫌味になって、 クールさとは縁遠いけど、不器用だけど、ハートはあるんだぜ。 そんな役をやらせたい!
クリスマスにはみんなで幸せになろうよ
そんなメッセージとともに送られる 普通の人達の普通の幸せ 上映中ずっと顔がニコニコしちゃう 見終わって心ぽかぽか、栄養満点になるハッピームービー。
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| 『交渉人』 |
監督:F・ゲイリー・グレイ 出演:サミュエル・L・ジャクソン、ケヴィン・スペイシー、ジョン・スペンサー
映画館の最前列で首を痛くしながら見た作品。 字幕を読んで画面を見るために頭をぶんぶん振りながら見てたらちょい気分悪くなったけど そんなこと許してあげる、位の面白さはありました。 **やっぱ一番前って近すぎるよ目痛い**
警察署内の横領事件に気づいた主人公が、逆に犯人にされてしまう所まではありがちだけど 形勢逆転のために人質を獲って、交渉人を呼び出すところが新鮮でしたよね。
なんたってメインは実力ある2人、演技力の心配はありません。 行き詰まるギリギリの攻防を楽しみ 本当の悪者は誰なのかなぁ?と思いを巡らせ ラストまで緊張感を維持し続けるいい作品です。
今は亡きジョン・スペンサーが出てます。 好きだもんね、このおじさん 私には「ザ・ホワイトハウス」のマクギャリー補佐官の印象が強い! ほさかーん、好きだったのにい〜 補佐官がいなくなったら他のスタッフを誰がまとめていくの〜
・・・・あれ?脱線した?
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| 『トランスポーター』 |
監督:ルイ・レテニエ 出演:ジェイソン・ステイサム、スー・チー
きたね。
これ、リュック・ベッソン製作脚本ですって。 やっぱりなー、壊れてるモン、さすがベッソン。
タイトル通り運び屋が主役で、彼は完璧主義でどんな荷物も契約通りキッチリ配達腕は一流 もちろん顧客は危ないお仕事されてるので 彼は仕事に対し3つのルールを持っている
1.契約厳守 2.名前は聞かない 3.依頼品を開けない
こういうルールを毎回ぶつくさ言いながら、執拗にこだわり 実際の現場で少しでも契約と違う状況が起きるとダダをこねる 大変なプロ意識を持った仕事人です。
もったい付けて主人公の孤独や過去に厚みを付けようとしてるんだけど ちっとも効果がなく、クールな運び屋というより 偏屈でガンコな変人、女に縁のないかっこわるい男が 映画で見たヒーローをマネしてかっこつけ、自分に酔ってる。
ように見えます。
いいだしたらキリが無いほど、ストーリーは穴だらけでひどい。 でもカーチェイスやアクションシーンてんこ盛りで 見てるぶんには飽きることなくそれなりに楽しめたと思う。
アクションは香港系で銃器の出番は少ないけど、使わないワケでもない。 銃を持っていたり、体張ったりちょっと中途半端かな。 丁度コレ見る前にジャッキーの映画を観たばかりだったのも痛い やっぱジャッキーのキレには勝てません。
脚本は本当にひどいんだけど、あまりのひどさに笑えてしまう。 こんな脚本でOKなんて、ベッソンじゃなければありえない。 名もない脚本家がこの作品を持って映画化交渉したって 誰も相手にしないようなポンコツ脚本なのだ。
でも腐ってもベッソン。 脚本のひどさをハデな撮影でカバーし 個人的には楽しく見ることが出来ました。
ともかく重要な事は ストーリーの穴を気にしてはいけないってことね。
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