| 『カルテット』 |
出演:袴田吉彦、桜井幸子 監督、脚本、音楽:久石譲
珍しく、というか初の日本映画です。 数多くの映画、ドラマ、CMに曲を提供している久石さんが、 自らメガホンんを取って映画作りに挑戦したこの作品、 まさに音楽を心ゆくまで楽しめる極上の仕上がりになっております。
学生時代カルテット(弦楽四重奏)を組みコンクールに出場したものの、 散々な失敗に終わった4人が卒業後それぞれ行き詰った状態で再会し物語は始まる。 袴田君が才能溢れるヴァイオリン弾きの役をやっていて、 しかも性格はねじ曲がって他人を寄せ付けないイヤな男、ステキです 普段袴田君のファンとかではないんだけど 厳しい表情で演奏している彼に タキシードがばっちり似合ったスリムな姿に
恋におちそう(* ̄◎ ̄*)
             
という気持ちになって、録画したのを何度も観てしまいました。 作品の出来としては、普通位? ただ音楽家の作品だと思うと(才能ある人はいろんな分野をこなせるんだな)と感心してしまいます。
久石さんの作品だけあって音楽の素晴らしさは文句なし わたくしクラシックなんぞ全くわかりませんし、 楽器のこともサッパリですが、 劇中流れる名曲の数々にもううっとり。 これまで久石さんが提供した映画音楽がいくつも使われているので (あ、これ知ってるな。)という曲がほとんどです。 国内で不動の地位を築いてる名作曲家の力量を十分堪能し、充実した時間がすごせます。
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| 『ラブソング』 |
出演:マギー・チャン、レオン・ライ
好き! 好きなのだ〜! 心がキューって、キューってなるのだ〜!
中国の田舎から香港に出てきた一組の男女が出会い、別れ、互いを求め合いながら、それぞれの人生を生きざるを得ない状況になり・・ 2人を結びつけるきっかけとなるテレサ・テンの歌が、もう!最高のタイミングで随所に使われ、とても効果的で心に残ります。
恋愛映画の名作傑作数あれど、この作品は最高レベルいってます、 私にとってのベスト・オブ・恋愛映画!! 切なく苦しく、主役の2人はどちらも魅力的なキャラクターで、 運命に導かれるがごとく、出会いと別れを繰り返す。 もうたまらんのです。 心の奥がギュって掴まれてしまうのです。
そして名作に必須であるラストの締めも素晴らしい。 流れるテレサの歌声、あのマギーの表情、ああ、また観たい! もうだめ、このままamazonで購入をクリック、クリックしてしまいそうでヤバイわ。 どんな話かなんて私説明できません、好き過ぎて・・・興味ある方は↑のamazonで解説読んでくださいね、すみません。
今回は冷静に感想も書けない、大切な思い出の作品を紹介しました。
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| 『追跡者』 |
お国では誰でも知ってる有名ハリウッド俳優なのに、 遠く日本の地でヘンテコなCMでヘンテコな宇宙人の役をやらされているトミーおじさん。
そんなトミーおじさんが昔『逃亡者』っていう映画に出て、主役のハリソン・フォードを追っかける保安官の役をやったんです。 これが、主役を上回るナイスキャラ! そんで今度はトミーおじさんを主役にして番外編撮っちゃおうぜ!てな話になったのがこの作品です。(長い?説明長い?)
もう随分昔の映画だけど、実は劇場に見に行ったんですよね、うふ 確か別の映画を見に行ったら上映時間を間違ってて、 「えー、どうする?」「じゃあコレでも見とく?」 という感じでなんとなく見てしまった私と友人。 上映後彼女は「面白かったけどこれならビデオでもよかったね」 とニッコリ笑いながら私に言ったのでした。 (決めたのは私だったからさ、ちょっと責められてる気分になったわ)
そう、つまり面白く見れるんだけど別にわざわざDVDを買ったりするほどじゃないのね、 先日久しぶりにケーブルでやってたんで見ましたが、今回もシェパード保安官いー味出してます。 ダシが出まくる鰹節か羅臼昆布のような愛すべき演技、素晴らしいです。 着替えが無くて仕方なく買ったヘンな漫画のTシャツをずっと着てる所もかわいかった。
感想っていったらこの位かしら・・・ ちなみに『逃亡者』は昔大ヒットしたTVシリーズのリメイク映画版、 これも普通に楽しめます。
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| 『パッション』 |
はい、ご存知の通り(?)重ーいオモーイ暗ーいクラーイ映画です。 もちろんコレ、イエスの最後の一日をじっくり描いた作品 衝撃的!という紹介が多かったように覚えていますが、本当に衝撃的でこんな映画作っちゃって大丈夫なのかなー?と無宗教の私はノホホンと思っていたものです、 が、しかし!
これは熱い宗教心を持つキリスト教信者の皆様にはかなりキツイ内容と思います。 信仰の事よく分らないので、あまり軽はずみに言えないけど もうずーーーーっと拷問され痛めつけられる血だらけのイエスを見続ける、痛すぎる映像、ひたすら続く苦しみ。
メル・ギブソンさーーーん!何故こういう作品撮りたかったのーーー???
大声で彼に聞きたい。何故?
もうさっぱり分らないのです。 映画というカテゴリーに入れていいのかも疑問になるような 観る側の心によって大きく異なる作品です。 決して批判はしていません。 出来ないのです。信仰していない私に意見は出来ない。
言えることはただひとつ、
『キリスト教とか信仰とかあんまり興味ない』人にはオススメできません。
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| 『名もなきアフリカの地で』 |
2002年アカデミー外国語映画賞
アカデミーの外国語映画賞は本家アカデミー作品賞を超えるほどの良作が多い。 なんたって世界中の国から『これが我国の最高作!』ってのが集まって、さらにその中から1作品だけ選ばれるわけだから注目してしまう。
そんな私も何故か全くノーマークだったこの作品 ケーブルで予告を見ながら(地味なタイトルだなー)なんて思ったのが第一印象でした。
して、内容は? うん、良かったよ!!
ホロコーストを逃れてアフリカへやってきた家族を、かわいらしい女の子を中心に描いています。 彼女と料理人の心温まる友情がとても素敵   荒野での不便な暮らしに不満たらたらの母親や父親達を横で見ながら、彼女はアフリカの大自然に順応し、活き活きと育っていく。
ほんわかして、やさしい気持ちになるんだけど やはり背景にあるのはナチスの迫害、人種差別、戦争・・・ 大人と子供のふたつの世界を描いていることで、人間だれしもがもつ2面性を表しているように感じました。
ホロコースト映画はいろいろ見たけど、こんな気持ちになった事はありません。 もっともドイツのシーンはちょっとだけなので、当然かもしれないけど。 雰囲気的にはメリル・ストリープとロバート・レッドフォードの『アフリカの日々』な感じ、結構好みです。
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| 『コーラス』 |
問題児ばかりが集められた寄宿学校に舎監として赴任した、 チビデブハゲのさえない音楽家くずれのおじさん。 音楽家としての道をあきらめ、人生ちょっとなげやり〜?て感じでしたが、 彼はこの問題児達と歌で通じ合いたい、と合唱隊を作ります。
自分の名声と保身の事しか考えない校長を相手に 何とか生徒達に人間らしい喜びを与えようと頑張る先生。 しかも生徒の中に”天使の歌声”を持つ逸材を発見し、 彼の孤独な環境も考え、音楽家への道を開いてやろうと奔走する。
なんだかね、こういうパターンだと普通もっとこう、 重みのある暗いイメージになるだけどさ、何か違うんだよねー。 この先生のキャラがもうホント「さえないおっさん」で 胸に来るとかじゃなく、『かわいい』です。 生徒も先生も、一緒に校長に立ち向かう雑役係みたいなおじさんも みんな愛嬌があってかわいかった。
感想は・・まーいーんじゃない? 子供がからんだフランス映画ってこんな感じですよね、うん。
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| 『キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!』 |
出演:キルスティン・ダンスト、ミシェル・ウィリアムズ
えっと〜、一言で言うと「おバカ映画」? 15才の女の子2人組みがひょんなことから大統領の犬の散歩係になって、ウォーターゲート事件の真相を暴く事になっちゃいます。 誰が考えたんだよー、さすがアメリカ、よくこんな事やるなー、 と呆れるやら感心するやら、とりあえずビックリストーリーでした。
でもこの映画の見所は、間抜けなニクソンでもなく、 ピュリッツァー賞を取った記者でもない。
キルスティンとミシェルのクルクル変る70年代ファッションを思う存分楽しみ、2人のバカっぷりを笑ってアメリカらしいキツイジョークにニヤリとする作品なのです。
もう一回見たいとは思わないけど、一度は見てみたかったし満足。 キルスティン好きな人は必見だと思いますわ、ほんとホントすごーーーくかわいい! こんなの見たら誰でも彼女のファンになってしまうって位かわいかった。
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| 「本当のジャクリーヌ・デュ・プレ」 |
出演:エミリー・ワトソン、ジェームズ・フレイン
「ジャクリーヌ?デュ・プレ?誰よそれ?」 なんて思ったあなた、この方こそ20世紀最高のチェリストと賞賛される天才、すんばらしーーい音楽家なのです!!
いや、私もじぇんじぇん知らなかったんですけど、すみません でもね、エミリー・ワトソン好きなんです。 いい役者ですよねこの人、それなもんで観てみましたら・・・ 素晴らしい!!( ̄○ ̄;)
そう、素晴らしいんです、特にエミリーの演技が。もう感動。 幼い頃より天才と騒がれ、常に注目を浴びてきたジャクリーヌ 天才らしく気まぐれで、わがままで、気難しいちょっと変人?な人物だったようですが、28歳で病に倒れ不幸な最後を迎えます。
そんな彼女の人生に常に寄り添い、見守ってきた姉の立場を使って撮られています。 実際この脚本の原作は彼女の兄弟が書いていて、身内から見た彼女の内にある苦悩と天才が故訪れる孤独が深く、深く描かれていて、実際の彼女が音楽史の中でどのような位置にいるのかなど知らなくても充分見応えある作品に仕上がっています。
なんたってスーパー女優エミリー・ワトソン どんな役も彼女にかかれば最高の演技されてしまうのですから(誉めすぎ?)良くて当然という感じもしますねー。
それに彼女のだんな様役をやっているジェームズ・フレイン彼がまた好きなんです!好き 好き 最近ハリウッド映画なんかも出てるんだけど、いかにもイギリス俳優って感じで、存在感あるわあ。
地味な作品だけど、タイトルもそのまんま地味だけど でも映画好きなら、音楽好きな人ももちろん、是非見て欲しいお勧め作品です。
天才チェリストの壮絶人生、コレを見たら(平凡が一番かもね)と思ってしまうこと間違いなし?
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| 「ザ・エージェント」 |
出演:トム・クルーズ、キューバ・グッディングJr
スポーツ選手の交渉世話役、エージェント達を描いた作品。 トムがいかにも、って感じの役をやっていて彼のファンは好きそうです。 やり手のエージントだったのに、お金ばっかりの世界にふと疑問をもち「もっと人間的な付き合いがしたい、ハートのこもった仕事がしたい」なんてことを考える主人公。 あっさり会社をクビになり、恋人にも逃げられ、顧客も失いお先真っ暗。
そんな時、唯一彼の主張に感激して付いてきたのがレニー・ゼルウィガー演じるシングルマザーのドロシー、そして顧客は落ち目のフットボール選手ロッドただ一人、という崖っぷちに追い込まれます。 彼を信じて健気につくすドロシーが結構良かったです、ロッドとの友情も織り交ぜ、不安定な状況をトムが乗り切っていくところが見所かな?
ストーリーは最初からなんとなく読めてるので、途中経過がつまんないとかなり苦しい展開だったけど、意外と面白く出来てます。 特にキューバ・グッディングJrがいい役、とても印象に残る得な役をやっていてグッド!スーツ着て固い役やってる時よりずっと活き活きして見えたし、彼の良さを再発見した気がします。
レニーもかわいかったし、子役もよかった。 トムの作品にしては(?)共演者が皆輝いてて、気持ちよいオススメの映画。
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| 「ミニミニ大作戦」 |
出演:マーク・ウォールバーグ、シャーリーズ・セロン、エドワード・ノートン
1969年のリメイク版、といっても大分内容は違うみたいですが、 原題の「THE ITALIAN JOB」を「ミニミニ大作戦」なんてかわいい邦題つけちゃうところがいいですね!好きです
ミニ・クーパーが好きな人はかなりの確率で気に入ってもらえることと思います。 だってもーうメチャメチャかわいくてかっこいい!
金塊を奪って逃走するのに3台のミニが出番を待ってる。 余分なものを取り外し、走るためにフルチューンされたミニはかわいいだけじゃなく、レースカーとして名を馳せていた昔を思い出させる(当時のこと良く知らないけど・・)
行きますよ〜、前から青いの、赤いの、白いの、が、 連なって歩道へキュキューっと走り出し、地下鉄の階段をダダダダッと駆け下りて、列車の前に滑り込み! 下水道菅を走るとこなんてこの車じゃないと無理です! いいぞ、ミニちゃん!行け!GO−−−!!!
カーチェイスを楽しむだけじゃなく、この車だからいいと思うんです。 だってミニが好きだから。 それにカーチェイスだけじゃなく、仲間を殺した裏切り者から金塊を奪い返すというなんだかレトロな感じもワクワクさせます。 今年ディパーテッドでアカデミー助演男優賞にノミネートされていたマーク・ウォールバーグが出てます。 ちょっとおサルさん系に見えないこともないけど、一見真面目で地味に見える彼がこの役っていうのが逆にいいのかな、エドワード・ノートンは今みたいに有名になる前よくやってたような役柄してます。もちろんバッチリ、はまってるんで彼のファンもいいんじゃないでしょうか。
えー、間違いなくまた何度も見ちゃうそうな感じです。 気に入ったよ!ミニミニ大作戦!
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| 「サハラに舞う羽根」 |
主演:ヒース・レジャー
悪くはないけど、どうもすっきりしない 後味が悪いというより、(どうして?)という釈然としないままで終わってしまう映画。
ハリー(H・レジャー)は家系が良く優秀な士官として期待され、美しい婚約者もいるいわゆる『全てを持つ男』 でも実際の戦争へ行くことになり、いきなり除隊してしまう。
この除隊する理由がまずはっきりしません。 戦争への恐怖?婚約者と離れたくないから? ともかく彼は仲間や婚約者から臆病者と罵られ、軽蔑の白い羽根をおくられる。
そんで、これにショックを受けた彼はやっぱり戦地スーダンへ行くことにするんですね、なんで? もう軍隊には入れないし、何をしようとしていたのか、さっぱりわかりません。
でもスーダンに着いてからは結構面白かったんですよ。 砂漠で死にそうになったり、反乱軍に紛れて生活したり、どんどんみすぼらしくなっていくヒースが・・・
『ワイルドでかっこいい!! 』
まるで私の愛するジェームズ・フランコを彷彿とさせる陰のある表情、 汚れた髪は伸び放題だし、惨めに食べ物をあさる姿、全てが・・ステキ
砂漠で行き倒れのハリーを助けた後、守護神のごとく彼を守る現地の男アブー 彼もなんだか良かったと思います。
ただひたすらハリーにつくす、彼の献身的態度がまた何故なのか全くわかりません。 献身的といより、しぶしぶのび太を世話するドラエモンといった所か? 「もう助けないよ、知らないからね!」と言ってるのに、無謀な行動を取るハリーに呆れつつ、自分の命を張って助けに行っちゃうドラエモンアブー、泣けます。
いろいろ謎の多い作品なので、(というか説明がなさ過ぎて話が飛んでわかりにくい) 『映像からいろいろ読み取っちゃうぜ!通だから!』という方は挑戦していただきたい。
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