跳ね馬だって映画が好き
主にケーブルで流れる映画をだらだら見て感想を書いています。 決して評論や解説ではない、ただの『感想』・・読んでってくださる?
つぐない
つぐない
   つぐない

監督:ジョー・ライト
出演:キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ


まぁまぁ、・・・良かったです。
映画の質自体は良く出来ていたんですが、とにかくねー、暗い

もちろん分っていたし、そういうつもりで観に行ったんだけど
だーれも幸せにならないし、皆が寂しく死んでいくんだなぁと思ったら
エンドロール流れ出した途端に、さっさと席を立ってしまいました(トイレにも行きたかったし)

少女のウソにより、引き離された恋人達の悲しい運命は
どこにも救いようが無く、やりきれず、どんよりした気分になります。

切ないっていうより、どんより

悲恋モノといえば、切ない→辛い→悲しい→涙、涙・・
てなるはずなのに、これはやっぱり本当の主役が2人じゃなくて
罪を告白する妹側に立っているからでしょうか。
普通に見てれば、妹が本当に憎いバカ娘に見えますから、
年取ってから罪の告白したって遅いんじゃっ!!



随所に盛り込まれたタイプの激しい打刻音が非常に印象的で、
他にも様々な”音”を表現として使用し、効果音として使っているけども
ちょっと使いすぎていて、段々耳障りでうるさく感じてきたんですよねぇ
何事も程々にしてほしいかも。

あくまで格調高く作られているので、映像の美しさや気品漂う感じなどいかにも映画っぽく
その点での満足度は充分感じられます。
キーラ・ナイトレイは美しいし、ジェームズ・マカヴォイも好青年を演じてて素敵です。
でも結局は話の内容が・・・問題でして
特に後半姉と恋人に謝罪に行くシーンは、ひどいと思う。
ラストに2人があの海辺に行くのもやりすぎなんじゃないかなぁ・・・。


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『戦場のアリア』
戦場のアリア スペシャル・エディション戦場のアリア スペシャル・エディション
(2006/11/02)
ダイアン・クルーガー、ベンノ・フユルマン 他

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監督:クリスチャン・カリオン
出演:ダイアン・クルーガー


第一次世界大戦中、実際に起きたクリスマス停戦を元に描かれた反戦平和映画。
クリスマスイブの夜、賛美歌に心打たれた両軍の兵士が、
互いに銃を下ろし合同ミサをして交流を深める。
そんなありえないような奇跡が実際起きたというのだからビックリ。

オペラに合わせて奏でられるバグパイプの音が素敵です。
それは対峙しあう塹壕より漏れ出て、銀色に染まった戦場に、
雪に埋もれた戦死者に、静かに染み入る。
歌声と共に塹壕からひとり、ひとりと兵士達が顔を出し
互いに酒を酌み交わし家族の写真を見せあう。

ダメだー、そんな事したらもう後戻り出来ないよ。
案の定彼らはもう昨日までのように戦うことが出来ない。
銃口を向けた相手の愛する家族を知ってる。
「憎き敵」が「気さくな野郎ども」だって知ってしまったら
戦意を維持することは不可能です。


何より後味悪いのは、こうやって兵士が通じ合ったって何も変らない事。
それで戦況が変るわけじゃなし、
彼らは上層部の逆鱗に触れ隊を解散させられ別の戦場に送られる。


ねえ、これって何だったの?
この作品で感動?
出来ない。
ただ虚しく悲しい気持ちになるだけです。

しかもオペラ歌手のカップルは「もう離れたくないの、2人一緒に捕虜にして!」
と逃亡しちゃうんですよ、もう理解出来ない!勝手すぎる!

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『パルプフィクション』
パルプ・フィクションパルプ・フィクション
(2006/06/23)
ブルース・ウィリス、ジョン・トラボルタ 他

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監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン


全編に渡りバカっぽくてかっこいい三流チックな感じがタランティーノらしくて(うん、うん、なるほど)とうなずけます。
彼の作品が好きなら当然楽しめることでしょう。
特に殺し屋を演じるジョン・トラボルタが、水を得た魚のように活き活きしていて
ちょっとキレかけたイカれ野郎がぴったり、似合ってる。

話自体はなんてことない内容なので、結末がどうなるか?とか
出演者達の関係がどうなるかなんてあんまり見ていても気にならないっていうか
どうでもいいっていうか、この作品の魅力はそんなところにあるんじゃないと思う。
タランティーノ監督がかっこいい映画を作る人だってことは認めるし
独自のセンスを持った才能溢れる人なのはわかるけど
まあ、その、私の好みとは違うんで、たまに時間潰しに楽しむ位でいいです。
たとえ時間潰しでも、どうせなら質の高い作品で時間を潰ししたいもの、
普段なら手に取らないジャンルの作品を見て
刺激を受けるのもいいかな、なんて思います。

オープニングが好きですね、あのバカップルのバカ会話
しかもティム・ロス演じる男の名前がパンプキンだって!ぷぷーっ!

ブルース・ウィリスを使ったのだけが疑問。

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『ヴェニスの商人』
ヴェニスの商人 ヴェニスの商人
アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ 他 (2006/04/05)
ポニーキャニオン
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監督:マイケル・ラドフォード
出演:アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジョセフ・ファインズ


シェイクスピアが偉大な劇作家で、「ヴェニスの商人」は代表作のひとつだって事位私も知っている。
昔シェイクスピア全集だって読んだ。
でもどれひとつとして面白くなく、
特にこの「ヴェニスの商人」に至っては何の話かさっぱり分らなかったのを覚えている。

そしてこの映画、やっぱりさっぱり分らなかったのです。

これって喜劇?シャイロックが裁判でぎゃふーんと言わされて
笑って終わるように出来ているのだろうけど、
そんな簡単に笑えないのです。
ユダヤ人に対する差別、彼らは異教徒でよそ者で邪魔な人達
っていう偏見に満ち溢れた時代の作品ですから
今とは時代背景があまりにも違うし、そこを笑いで終わろうなんて出来ない。

シャイロックの人物像が強烈で、どちらかというと彼に肩入れしたくなる流れなのに、
何故かコテンパンに痛めつけられる惨めな役回りなのです。
シャイロックがかわいそうじゃない?
仕事の自由を奪われ、住むところも制限され、
そんな中で蓄えた金で高利貸しをしてもそんな悪くないでしょ?
散々差別され虐げられてきたんだから
必死に抵抗する社会的弱者をよってたかっていじめてるみたいです。

途中いろんな見せ場があるのだけど、
最後の理解出来ない結末に全てはふっとび、どうでもよくなる。
アル・パチーノはよかったですよ、特に裁判のところとか
良すぎてさらに笑えないんですねー。


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『JFK』
ディレクターズカット JFK  特別編集版 ディレクターズカット JFK 特別編集版
ケビン・コスナー、シシー・スペイセク 他 (2006/07/14)
ワーナー・ホーム・ビデオ
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監督:オリバー・ストーン
出演:ケヴィン・コスナー、シシー・スペイシセク、ジョー・ペシ


彼はアメリカの良心、祖国を愛するがゆえ失望し映画という媒体を使って警報を鳴らし続ける男オリバー・ストーン
アメリカ史上最大の謎ともいうべきジョン・F・ケネディ暗殺事件の深い闇に挑戦した問題作です。
相変わらず”こんな事撮っちゃっていいのかなぁ”と余計な心配をしたくなる位ホワイトハウスへケンカ売ってます。

当時の地方検事ジム・ギャリソンの著作を元に作られているので、
臨場感たっぷりリアルさ充分、作られたヒーロー物なんかとは一線を画す重厚感が出ている。

JFK事件についてなんとなく聞いたことはあるけど
具体的にどういう風に謎なのか、何が陰謀くさいのかよく知らない。
なんて人はこれを見れば一目瞭然、
「なんとそんな陰謀が!恐るべしアメリカ!」
と目をまんまるくしながら見れちゃうこと請け合いであります。

しかし、やはりオリバー・ストーンなわけで
あくまで真面目に、小難しく、地味で派手さもナシ、だもんで
ワクワクドキドキを求める方にはオススメできない。
ついでに「JFK事件の真相を知りたい!」なんて方にも実はオススメ出来ないのです。

だって答えは出ていないから。
私のように事件についてのドキュメンタリーを何度も見て
黒幕は誰かな?CIAか、FBIか、カストロか、やっぱり副大統領だったの?
なんてあれこれ考えて楽しんだあげく、
もう我慢ならねえ、裏を知りたい、知りたいのーーー!!
ともだえている人間の気持ちをすっきりさせる結末は用意されてません。

どちらかというとですね、
もう少し創作して真相を全て暴くところまでやって欲しかったです。
だってこれだとディスカバリーチャンネルの「JFK特集」を、豪華俳優陣を使ってドラマチックに撮り直したみいなんだもん。
映画だからこそ、の展開を求めていた。

全てが明らかになる2039年まで私、生きているのだろうか・・。


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『友へ チング』
友へ チング 友へ チング
ユ・オソン、チャン・ドンゴン 他 (2005/03/02)
ポニーキャニオン
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監督:クァク・キョンテク
出演:チャン・ドンゴン、ユ・オソン


韓国の映画もドラマもこれまであんまりいい思い出はないのだけど
”男達の友情と裏切り”みたいな印象だったのでちょっと、見てみたんですわ。

はっきり言って(え?こんだけ?)て感じ
周囲からも「いいよー♪」と勧められていただけにビックリ。
15年前に見ていたらもっと感動しただろうけど、今無理。
悪くないんだけど、勝てない



そう、勝てないわ。

私が愛する

香港男の友情シリーズにはとうてい及ばないわっ!!


「男の友情シリーズ」とは?
私が勝手にそう呼んでいるだけで、シリーズ物ではない。
大体コレと同じで子供時熱い友情を誓い合った仲間が
大人になって敵味方に別れて闘うことになっちゃう話で
組通し(?)の抗争とかあるんだよね。
一時期香港映画はそうゆう味のモノが多かった。
もうーーー泣きに泣いて見たもんである。
イイ作品をいくつも見せてもらった。

そんで、この「チング」も全く同じ系統で作られているのだけど
香港モノに比べて薄味でさっぱり、コテコテを期待していた私としては
秀ちゃんラーメン系って聞いて行ったのに、食べてみたら評判だけ先走りしてる「麺劇場 玄瑛」クラスで呆然てトコでしょうか。
麺劇場って何さ?
なんであんな変な店の造りなわけ?
入りにくいし、面倒だってば、ラーメン屋ってもっとこう・・素朴な店じゃないの?
いいけどさ、ラーメンブログじゃないからね。

私にとっては二度と行かなくていい店でも、
店の外まで行列作って待ってる人もいるんだし
映画だって人それぞれ、香港映画を観てなかったらもうちょっと感動したかもしれないし、
悪くは無かったですよ。


んー、でもチャン・ドンゴンの演技はいつものようにわざとらしかったかなあ。ボソボソ・・


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「あるスキャンダルの覚書」

監督:リチャード・エア
出演:ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェット


雨がシトシト降る中、久しぶりにKBCシネマへ行ってきました。
レディースデイなので、いつものように女、女、女だらけ
結構地味に上映されてるのかと思えば、意外にも客の入りは上々でした。

いきなりだけど、鑑賞後の気分は良くありません。
ハッピーな話じゃないのは分かるけど
ドロドロ感がたっぷりで帰り道はヘドロの上を歩いてるようなどんよりムード。

まずー、ケイトの年齢はいくつの設定か知りませんが、
15才の学生と不倫するってどうなの?!
自分の娘より年下なのよ?
話はバーバラ(J・デンチ)側から語られているので
シーバ(K・ブランシェット)の人間性がつかみにくい。
何故あの少年を欲しいと思ったのか、よくわかんない。
だってヤバすぎるよねー
ようは今の私が15才のお子ちゃまと?

・・・ありえーーーん!!!
キモイ!!
変態っていわれても仕方ないでしょ?

児童買春するイケナイ成年男性と同じなのでは?
いくら家庭がうまくいってなくても他にいるでしょ?

バーバラは孤独と老いに耐えかね、自分を求め寄り添ってくれる友人を捜してシーバに出会う。
まあ、友人ていうか恋人?
けど彼女は決して恋愛感情について口にすることはなく、
自分自身の内なる世界、日記のなかでもあくまで友情で押し通している。
この辺難しいわ、どうしてかしら?

シーバと男子生徒の関係を知ったバーバラは裏切られたと感じ、
秘密にするかわり、シーバへ自分との友情を押しつける。
秘密を切り札にシーバへ言い寄る(?)バーバラ

危ないおばさまであります。

そして、そんなバーバラを演じるジュディ・デンチが恐ろしくウマイ!
こわいよー
おそろしいよー
息が、息が詰まるようなこのきんぱくかーーーん!

最初から最後までジュディ・デンチ一人舞台
すごい、もうすごくてすごくて敬服致しました!

デンチの前ではケイトもただの小娘か。


周りから結婚について質問されなくなり
「私って将来孤独死?」なんて思っている自分としては
バーバラの孤独が分かる反面、
こうなったら人間お終いだな、と吾を振り返る時間にもなりました。



d_04.gif banner_02.gif←孤独な女にはやはり猫が必要なのか?バーバラが飼っていたノルウェージャンフォレストキャットみたいな猫ちゃん、すっごくかわいかったです。ランキング参加中です、お気に召した方は応援クリックお願いします!







プロフィール

egashi

Author:egashi
劇場もTVもDVDもごちゃまぜで、良かったのもいまひとつだったのも関係なく、超個人的意見で感想を書いております。
跳ね馬は・・・もちろんFerrari。F1も大好き♪



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